2008年8月 6日 (水)

三越銀座店さんでの展示販売

 三越日本橋本店での展示販売に続き、昨日(8月5日)より三越銀座店での展示販売が始まりました。

 場所は7階リビング売り場「リミックススタイル」にて8月11日(月)まで開催されます。

 日本橋本店での展示では水うちわのみの販売でしたが、銀座店では弊社のインテリア和紙シリーズの「a piece of natural paper」シリーズから、「Garden」「,Symphony」の各種透かし和紙と共に、新しく加わった「In the forest」シリーズのグリーティングカードも販売されています。

 これらの和紙は、水うちわに使っている雁皮紙を漉く工房・「コルソヤード」も加盟している美濃の手すき若手職人グループ「ネットワーク21」のメンバーである「保木工房」で作られています。

 彼の和紙の最大の特徴は和紙を自由な形に漉く技術を持つことです。(もちろん弊社との長年の共同開発品です。)

 木の葉や花の形、動物や昆虫の形など、現在ではその表現の自由度はかなり高くなっています。細い線では0.8mm幅の線まで和紙で表現できます。

 この技術を応用して作られた「a piece of natural paper」シリーズのグリーティングカードや、窓や室内を飾るオーナメントペーパーとして製品化されたものが今回、三越銀座店で販売されています(ちなみに、前のブログでも書きましたがロフト梅田店でも好評販売中です!)。

 フエルトにも似た質感の和紙はこの商品のデザイナーの一人でもあるRARI YOSHIOさんのスパイラルでの販売でも好評をいただきました。(himieさんリンクを貼らせていただきました)

 ちなみに、つい先週の事ですが、リニューアルオープンした岐阜市北部の山県市にある「香り会館」の入り口のガラス面の装飾として弊社の「a piece of natural paper」「GARDEN」シリーズを採用していただきました。

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 これらの和紙は簡単にガラスに貼ることが出来ます。コツを覚えれば小学生の子供でも簡単に作業が出来ます。では、以下、手順を少し説明します。

1、和紙を貼るガラス面をよく掃除する。

2、希望の位置にセロハンテープで上部の端2箇所和紙を仮止めする。

3、霧吹きで水(注1を和紙の上から、まず中央に吹きかけ、塗料用ローラーを使い皺が出来ないようにガラスに密着させる。この作業を中央から左側、右側と皺に注意しながら行 う。皺なく貼り終えた後に仮固定をしたセロハンテープを剥がしてます。和紙が濡れた状態のためにセロハンテープを簡単に剥がすことができます。

4、余分な水滴をウエスで和紙に押し当てながら拭い取る。(注2

5、和紙が乾燥するまで2時間ほど待って出来上がりです。

窓に和紙を貼るだけで、ずいぶんと部屋の雰囲気が変化します。強い太陽の光も柔らかく感じます。

 弊社の美濃和紙はオーガニックに作られていますので、シックハウスの心配もありません。それに手すき和紙の場合にはガラス面に貼る場合には水だけでも接着します。

(長期間の装飾や、すりガラス、凹凸のあるガラス、アクリル、ポリカーボネートなどに接着する場合にはこの限りではありません)

 水だけで接着した場合には、和紙の端を爪でカリカリと引掻いて起こせば、簡単に剥がすことも出来ます。例えば、クリスマスシーズンの窓のデコレーションに使用して、年末に剥がして、大切に保管していただければ、また来年のクリスマスにも利用できてしまうのです。

 これぞ和紙の醍醐味ですね。

 かなり話はそれましたが、このような使い方のできるのが「a piece of natural paper」なのです。

 三越銀座店では、今週の土、日、竹うちわ職人の浅野貴徳さんのうちわ骨つくりの実演があります、1本の竹から作られる団扇の骨つくりの全工程を目の前でご覧いただけます。ぜひお越しください。

 では、三越銀座店、店内の風景を少しごらんください。なかなかホッとできる空間になっていうます。 水うちわの水しぶきの体験もできますよ。

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 (注1 香り会館の和紙は長期間の貼り付けのために実際は水にP.V.A(ポリビニルアルコール)を原料にしたのりを水6:のり1の割合で混合したものを霧吹きで吹きかけてガラスに貼っています。のりは工作用のでんぷん糊をご使用いただいてかまいません。和紙はオーガニックに作られていますので、湿度の高い場所でご使用いただく場合には、でんぷん糊を使用した場合にカビを発生する可能性がありますが、日当たりの良い乾燥した場所ではこの心配はありません。

 (注2 水滴を拭いとる場合には、ウエスを和紙に押し当てるようにしてください。濡れた状態でウエスを横にふき取ると、和紙を破損させることがあります。

 

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2008年7月29日 (火)

ひびのこづえさんデザインの水うちわ販売開始です。

 以前にブログでご案内しました、水うちわの最新作が本日より三越の日本橋店にて販売されます。ひびのこづえさんがデザインした水うちわは全部で5種類あります。まずは画像でご確認ください。

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「まる」

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「ひとさし」

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「草々」

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「花々」

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「木々」

 

 どのうちわも竹を小割りにしたり、黒く染めたり、和紙に穴をあけたり、和紙のモチーフを利用したりと色々手法を使って作られた、ひびのさんの個性的なうちわに仕上がっています。個展を見るようなつもりでお気軽にお立ちよりください。

 三越さんでの販売は下記の日程で日本橋三越本店と銀座三越にて開催されます。

日本橋三越本店(本館5階、リビング用品 Jースピリッツのコーナー)

日時 2008年7月29日(火)~8月4日(月)まで

8月2日、3日の2日間は家田忠幸による和紙の絵付けの実演販売をします。

銀座三越(7階、リビング売り場)

日時 2008年8月5日(火)~8月11日(月)まで

8月9日、10日の2日間は浅野貴徳による団扇骨つくりの実演販売をします。

 今回の販売は弊社の水うちわの全商品をご覧いただける数少ない機会です。是非ご来場ください。

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展示風景 @:日本橋三越本店

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2008年7月24日 (木)

水うちわとトレーサビリティ

 NIKKEI DESIGN につづき NIKKEI MAGAZINE の表紙にも弊社の水うちわのアザミの柄の絵付けの工程を掲載していただきました。日経関係者の皆様ありがとうございます。
 掲載誌面では岐阜でうちわの専門店として1軒だけ残る住井冨次郎商店さんと一緒に掲載していただきました。弊社の水うちわと住井冨次郎商店さんのうちわとの違いを比較していただくのも楽しいかもしれませんね。 

 さまざまなメディアに掲載された後の反響は大きく、HPやブログのカウントもウナギ昇りで、販売先のお客さんにも多くの問い合わせを頂いた様で、売り切れ店舗が続出しました(申し訳ありません!)。

 実際に「水うちわ」をご購入いただいた皆様や、関心もってお問い合わせをいただいた皆様、商品を掲載して頂いた雑誌の関係者の皆様、TV、ラジオ局の報道関係者の皆様、HPやブログを訪問してくださった方々にあらためてここでお礼を申し上げます。

「ありがとうございました。」

 皆様の温かい気持ちで岐阜の「水うちわ」は新しい命を頂いてすくすくと育っています。

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(左ページの左半分が弊社の商品に関して記述された部分です。)

 さて、私もWEBでの水うちわの反響が気になる人なので、よくネットサーフインで関連するサイトを拝見します。そんな中でも、高価な水うちわを購入いただいた方の良い感想が掲載されたブログに出会う事が何より嬉しいと感じます。「ゆう」さんありがとうございました。

 ところで、弊社の水うちわですがかなり高価なために、百貨店での店頭販売や展示会では良く値段の質問を頂きます。「何故この団扇は高いの?」

 この質問の回答として商品のトレーサビリティをお話させていただいています。最近よく食品の偽装問題なので耳にする言葉でもあります。団扇のトレーサビリティて何だ?と変に思われる方もいると思いますが、形のある商品は「何時、誰が、何処で作ったものか」という情報と作られた物の調達先等の情報をお話するのです。

 「水うちわ」の場合に把握する内容は主に下記のようなものがあります。

1)雁皮紙等の原料はどこで採取されたものですか?

2)雁皮紙は何時誰が漉きましたか?

3)うちわに使われる竹の品種は何で、何時何処で採取されましたか?

4)うちわの竹骨は何時、誰が作っていますか?

5)うちわに描かれた絵の具は何ですか?

6)うちわに描かれた、絵は何時、誰が描いていますか?

7)うちわに使うニスの原料の採取地はどこで、何時作られたものですか?

8)うちわのニスは何時誰が塗っていますか?

文末にこの質問の回答を記載しています。

 弊社の一部の取引先にはこれらの情報開示を希望される方もあります。何やら難しい話になってしまいましたが、簡単にイメージして頂くにはスーパー等の食品売り場で見かける。「△△産、無農薬、朝どりトマト、○○さん、私が作ってます」的な事なのです。

 現在販売されている弊社の水うちわの雁皮紙は美濃の手すき和紙の職人のユニット「コルソヤード」の二人が、岡山周辺で採取された雁皮の原料を使い、2007年の秋~2008年の初夏にかけてわくわくファームで漉いた和紙を使っています。水うちわの美しさには彼らのもつ伝統の技が寄与しています。

 ここで少し雁皮紙の価格の話をします。

  例えば、水うちわに使われる手漉きの雁皮紙、1枚の価格も安いものではありません。

  弊社では水うちわ用の極うすの雁皮紙は販売していませんが、同じコルソヤードが作った和紙で、比較的簡単に漉くことのできる楮和紙を販売していますので価格をご参照ください。

  また同じ雁皮紙で水うちわの縁に補強用に貼る厚口の雁皮紙は幸草紙工房のものを使っています、この紙の価格はこちらです。

 どうですか?結構良い値段ですよね。

  ちゃんとした工程を経て作られた手漉きの紙の正直な値段です。勘違いしないでくださいね、弊社は暴利をむさぼっているのではありませんから。

 水うちわ用の雁皮紙を約300~400枚を製作するためには、およそ2週間を費やします。1枚の雁皮紙は美濃判というサイズで漉かれています。美濃判1枚は裏と表の両面に張る1個分の団扇の材料になります。

 しかし、紙漉きは天候にも大きく左右されます。運悪く悪天候が続くと、仕上がり枚数はかなり少なくなります。最悪の場合、漉いた紙を板干しで乾燥するタイミングを失うと、紙が腐敗してしまい、全てがダメになってしまいます。防腐剤などを一切使用していないオーガニックな和紙であるために、乾燥していない状態での腐敗は早いのです。

 この後にも1本の水うちわを完成するまでには,まだまだ沢山の工程が控えています。 

 今の私たちの生活の中には数多くの輸入品があります。工芸品と言われる多くのものも最近では海外で生産されて輸入されたものが多く、純粋に国内で生産されたものを見つけるのも難しくなっています。弊社の1/100ブランドの商品にも1部海外で生産したものもありますが、多くのものは純粋な国内生産を前提に作られています。 

 別に私は海外での生産を否定している訳ではありません。そうではなくて、水うちわを製造、販売することが美濃和紙や団扇や絵付けに関わる手作業の職人達のそれぞれの仕事を生業として位置づけることができる一つの道筋になれば良いなと考えています。もちろん、岐阜の地域資源や観光資源を活性化できる存在になれば、とても有難いことだと思います。

 ローハス(Lifestyles of Health and Sustainability) という言葉の中にある、サスティナビリティ・持続可能性という言葉を実現するには、やはりそれなりにお金がかかるのです。 

 大変に高価な水うちわですが、ご購入いただいた皆様が支払われた代金は、美濃和紙の職人達や、丸亀に残る数少ない国産竹うちわ職人の浅野さんや、弊社の絵付け職人達を支える礎になっています。ご購入のお客様に改めて感謝いたします。

 上段の質問に対する回答(2008年度販売分に関する資料です)

1)採取地(岡山周辺の山中)

2)和紙職人(澤木健司、倉田真) 製造地(美濃市のわくわくファーム) 製造期間(2007年9月~2008年6月)

3)採取地(香川県、丸亀周辺の竹林) 品種(真竹) 伐採期間(2007年11月~2008年2月)

4)団扇職人(浅野貴徳)製造期間(2007年12月~2008年7月)

5)6)・刷り込み、手書きによる絵付け職人(家田忠幸、板垣洋子)、具(顔料、膠)を使用 

 ・シルクスクリーンによる絵付け職人(角野正俊)、具(顔料・定着剤としてアクリル系水性エマルジョン、製造メーカーによる安全データシートあり)

 ・インクジェットプリントによる絵付け(家田宗典)、具(水性顔料・インク製造メーカーによる安全データシートあり)

 上記の制作期間(2007年12月~2008年7月) 絵柄により手法が混在します。

7)原産地 タイランド (ニス製造メーカーによる安全データシートあり)家田紙工の工場内での独自レシピにより天然ニスを調合します。もちろん100%オーガニックです。

8)ニス塗り職人(久世敏康) 製作期間(2007年12月~2008年7月)

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2008年7月22日 (火)

梅田ロフトで販売中〜!

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 先日、大阪梅田ロフトに、美濃手漉き和紙の新シリーズ「a piece of natural paper」を中心とした、1/100ブランドグッスの数々を納品に行ってきました。

  今回は、梅田ロフトでのはじめての家田紙工グッズの企画展示で、しかも場所がロフトの正面玄関口から入ってすぐのとっても目立つ場所!

  夏らしい季節もののコーナーということで、、私と、4月から新しく家田紙工の社員になった小里さんというニューフェイスと共に行ってきました。

 梅田ロフトさんとは、2月のギフトショーではじめて文具担当の小山さんとお会いして意気投合(私が勝手にそう思ってるかな?)し、今回、小山さんが気を利かせてくださって、1階フロアーの担当者の柏木課長さんに話をしてくださり、この夏の企画として実現しましたhappy02

 この美濃透かし手漉き和紙シリーズは、とにかく思い入れがたくさん、たくさんつまった商材です。一昨年の冬から企画をしはじめ、丁寧に作り込んできたもの。
  家田紙工の女性チームでプロジェクトを組み、「ひたすらオーガニックにこだわった」「インテリアにも利用できる」「捨てる所の無い」「ここにしかない」「おしゃれな」「布のように使える」和紙グッズを作る事。。。

 たくさんの紆余曲折を経て出来上がり、以前もこのブログで書きましたが、昨年のニューヨークギフトフェアで世界デビュー(?)し、そののち、2月の東京ギフトショーで国内初デビューを果たしました。
 でも、本当はその前に、RARI YOSHIO  さんの東京の個展などでの発表が先だったのですが、ここでも有り難い事に大好評で、、でも、大阪は初デビュー。。。そのほかのさまざまな和紙グッズとともにお目見えですが、果たして、大阪のお客様に受け入れていただけるかどうか(大阪の皆さん!ぜひ、よろしくお願いします〜)

 展示替えは、夜6時頃から(まだ、お店が開いている中)はじまり、私たちは8時すぎまでお手伝いして一路、岐阜に戻りました。

 そのあとは、担当の柏木課長さんが、しっかり仕上げてくださいましたhappy01
 みなさん、大阪にお立寄の際は、ぜひ、梅田ロフトに足を運んでください。8月中旬頃まで展示販売しています〜。ちなみに、今、話題の弊社オリジナル「水うちわ」のサンプル展示も行っています。ぜひ、その透明な美しさをご覧下さい!!

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2007年10月23日 (火)

アストロ・アジェンダカレンダー&ダイアリー2008発売裏話

 みなさん、こんにちわ〜。

 前のブログでもご紹介しました、家田紙工内にある「アストロ・アジェンダ・ジャパンセクション」では、真弓香先生監修のアストロ・アジェンダ・カレンダーの販売と、アストロ・アジェンダ・ダイアリーの企画制作、販売を行っています。

そのいきさつは、前のブログにも少々書かれていますが、もう少し詳しい事を。

 家田紙工の1/100ブランドのディレクターの私、古田は、もともと、スピリチュアルなものも大好きで、エコロジカルでサステナブルな暮らしの為には、まずは、人が「謙虚」になること、そして有機的なものの考え方、行動ができることが大切だと信じています。
 
 人が謙虚でいるためには、自分という存在が、宇宙や自然の中でのとても「小さな存在」であり、常に、自然や他者に「生かされている」ことを実感すること。

 人間は、他者をコントロールすることなんか、絶対出来ないし、強要もできない。まして「自然の力」は、常に寄り添い、お借りしているだけであって、自然を征服しようなんて、とんでもない。
 私にとって「美濃手漉き和紙」への取り組みは、まさに人が謙虚でいないと美しい和紙は出来ないし、自然とともにある暮らしに寄り添わないと、という意味に於いての必然なのです。

 同様に、月や太陽や宇宙のリズム、自然のめぐりとともに暮らす人へのちょっとした指針を示してくれるムーンカレンダーの「アストロ・アジェンダ・カレンダー&ダイアリー」を扱う事は、とても自然なことでした。

 そんなわけで、2002年から、私ともうひとりの仲間であるジャパンセクションのスタッフ、イスマイルさんとともに、まずは真弓香さんがアメリカと日本で発売を始めていたカレンダーの販売を始めました。

 ゼロからのスタート。

 イスマイルさんとともに、たった1アイテムのカレンダーを東急ハンズに売り込んだり、書店にお願いしたり、真弓 香先生の来日中にはプレス資料を作成して東京の出版社へと足が棒になるほど回ったり、香先生の協力のもと、アストロアジェンダを紹介するワークショップを企画したり、、本当にいろいろなことを行いました。

 でも、まったく苦労に思わなかったんですね。だって、このカレンダーを販売することは、和紙のプロジェクト同様、意味と意義のあることだと信じていたから。

 数年後、紆余曲折を経て、家田紙工の家田社長にお話をし、正式にジャパンセクションを家田紙工内においていただけることにななりました。
 
 同時に、自分がどうしてもほしかった「ダイアリー(手帳)」ヴァージョンの作成を、イスマイルさん、香先生とはじめました。企画、構成、編集を私が行い、デザインをイスマイルさん、原稿を香先生と、私で書いて、手帳の作成に入りました。
 苦労なんて、、、と言いたいところですが、やはり最初の制作には膨大な時間と手間がかかりました。全員が、儲けは度外視。

 毎年、いろいろな方々の意見を伺いながら、少しづつ、改訂&改良しているダイアリー。

 なんと言っても、香先生からいただいた貴重かつ膨大なデータ入稿と、デザイン、そして校正作業を、私とイスマイルさん二人だけで約半年、もんもんとやりとりをしながら費やす日々は、なかなかハードなものはありますが、出来上がった時の喜びはこの上ないものです。

 ダイアリーは、中身が良くない事には勝負になりません。
 その中身を作っている私たちは、年々、緩やかにではありますが、ダイアリーへの注文も増えてきていることが一番の励ましです。

 もちろん、ダイアリーカバーもこだわって作っていますよ。
 こちらの制作には、家田紙工抜きでは語れませんが、自然派主義の私は、できるだけ人工的な物や、石油系製品はさけたいとの願いで、長く愛用していただくための皮製品と、リネン製品に絞りました。前のブログにもあるように、最初は和紙で制作し、とても良かったのですが、いくら強い和紙であっても一年間、毎日使用すれば摩耗する、、とのことで、泣く泣く断念しました。

 ということで、アストロ・アジェンダ・カレンダー&ダイアリーは、そんな少数の、でも深い想いと愛情に支えられているのでした。。。。

  そして。。。今年は、アストロ・アジェンダのブログを別途立ち上げました!! 
  なかなか普段はお伝えできないアストロ・アジェンダの使用&活用法や、香先生からのメッセージなど話題満載、楽しいブログになると思いますので、ぜひ、みなさん、ご覧ください。

 もちろん、2008年版、アストロ・アジェンダ・カレンダー&ダイアリーもよろしくお願いします〜。
 購入はこちらから、どうぞ!

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2007年7月16日 (月)

水うちわが、“一点こだわり主義”に掲載されました!

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仕事よさらば。 日常からTAKE OFF! 【5.1AIR】


先日、 【5.1AIR】というWEBサイト内にある5.1AIR MAGAZINEの記事にということで、「水うちわ」についていろいろ取材していただきました。

このサイトを運営している(株)エストゥエスという会社は元は音楽レーベルですが、音楽を通して伝えてきたものを、聴覚のみならず“5感”すべてが、ちょっと喜ぶような何かを伝えていきたいという願いで“5.1air”という WEBサイトを立ち上げたのだそうです。

ちなみに、「水うちわ」の記事が掲載されている“一点こだわり主義”は、五感でいうところの「触感」を伝えるカテゴリーに属しているそうです。

なかなか素敵な記事に仕上がっています。
みなさん、ぜひ読んでみてください。
水うちわの涼しい風に触れたような感触を味わいつつ、手漉き和紙職人、うちわ貼り職人はもちろん、普段なかなか聞けない絵付け職人や、ニス塗り職人などへの取材も含まれた、読み応えのあるものになっています。


取材は、東京の私の仕事場の近くにあるカフェで、エストゥエスのKさん、ライターのTさんと私の三人で行いましたが、Kさんも、Tさんも、とっても元気で、チャーミングな女性でした。

私よりず〜っと若い彼女たちといろいろ話していると、取材を受けている私が元気を沢山いただくことができました。
和紙についてや、水うちわや日本文化について…、そして何より、ひとりの女性として常に前向きに生きて行くということについて、いろいろな感情を自然に分かち合うことができたのも、取材の入り口が「水うちわ」という、ナチュラルでオーガニックなモノだったからかもしれません。

モノから生まれるさまざまな物語…。
向きあう人同士が、本気で心を開き、ナチュラルに何かを伝え合いたいと願う時、きっとそこには小さな天使が沢山沢山舞い降りてきて、いろんな物語を降り下ろしてくれるのかもしれません。


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2007年6月27日 (水)

水うちわのこんな使い方

6月17日の午後、知人に声をかけて頂き岐阜県の県民ふれあい会館にあるサラマンカホールで山下洋輔さんのコンサートを聞かせて頂いた。私の記憶が曖昧なのですが、たしか山下洋輔さんの音楽に初めて出会ったのは20年以上前の学生時代に観に行った長野県のある都市で行なわれたコンサートだったと思う。その頃のフリージャズと言えば私にとっては難解で、どちらかと言えばこのジャンルが好きな友人に連れていかれた、と言うのが本当のところだったように記憶している。この時は「生活向上委員会大管弦楽団」と言う名前のバンドと共演していた(間違いかもしれないけれど)珍しいコンサートだったかもしれない。

 どちらの演奏も私にとって難解だと感じていたフリージャズの概念を逆さにして、更にかき回されたら納得できた、みたいな感じの表現が合うようなインパクトを与えてくれた。

 どことなく私の頭の中の片隅に危険でエキサイティングな演奏と言うイメージが残されていた山下さん、17日当日の演奏プログラムの中ではホンの僅か「チョイ悪親父」ではない「おお悪親父」の片鱗を見せて頂けたものの、全体的には「松原勝也ストリング・クァルテット」との共演でとても洗練された演奏をきかせて頂きました。しかし、後半のアドリブではチェロ奏者の山本裕ノ介氏が思わず声を上げた瞬間にキラリと光った山下氏の目を私は見逃しませんでした。特に最後のアンコール演奏ではアドリブが効きまくりで、とても良いコンサートを久しぶりに聞かせて頂いたのです。 002

 ところで「水うちわ」の話なのですが、山下氏にサインを頂く機会があり、何に描いて頂こうかなと考えた末に思い浮かんだのが「水うちわの流水」だったのです。これなら大切なサインも箱に入れて保管ができ、何より憧れの山下氏のサインで扇ぐ団扇の風は快適だろうなと感じたのです。結果は、悦にも浸れる「えも言えぬ風」と言う感じでしょうか。 そうそう、水うちわにサインを頂く時には油性のマジックを使用して下さい。水性マジックを使用すると書いて頂いたサインが水に濡らした時に流れて消えてしまいます。                                                                             山下洋輔さん、熱い演奏と団扇のサインありがとうございました。

流水の水うちわはMIJPさんグリーンショップさん美の紙工房さんでお求め頂けます。

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