2008年8月29日 (金)

NYIGF2008だより(2)

 NYIGFでは、『ACCENT ON DESIGN』という、最もデザイン的にすぐれた商材が集まるブースの中で、美濃手漉き和紙「a piece of natural paper」を展示していただきました。

 毎日、SMPのみなさんと一緒にブースに立たせていただき、つたない英語で一生懸命、和紙の紹介をしましたが、バイヤーのみなさんは、私の想像を超えて和紙の良さを深く理解していただけました。

 もちろん、安い商材ではありませんので、バンバン飛ぶように注文が来る、、ということはありませんが、中には、値段を見ないで注文をくださった方もいらっしゃいました。

 昨年、参加した時は、はじめてということもあり、あっという間に終わってしまった感がありましたが、今回は、ほんとうにいろいろなことを考えた一週間でした。

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   アメリカの市場は、明らかに下り坂傾向にあるようですが、でも、その中でも頑張っている人は頑張っているし、やっぱりどんな状況になっても、最終的には「人」が重要であるということ。

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   今回、はじめてSMPさんとのNYIGFをご一緒させていただいて、昨年は気づかなかった新たな経験を沢山させていただきました。

 例えば、ブース内でのSMPのみなさんの動き、それに比例して流れるように動く、バイヤーの動きなどから学ぶ事が多かったです。

 

 美濃手漉き和紙/「a piece of natural paper」への反応は、昨年同様、一様に「美しい!」と言っていただきましたが、その後の購入に結びつくワンステップ、ツーステップ、 長年、手漉き和紙の仕事に関わってきて、いろいろなものづくりをしてきた中で、足りなかったものに気づきました。


 
毎日、SMPさんの大ヒット商品である「message bean」 を手に取るバイヤーのみなさんの表情を見ていて分かったこと。。。

 
ほころぶ笑顔。驚き。そこから彼女たちがイメージするもの。

 
そこには、
 
暮らしの中での<人を幸せにする商品、デザイン>
 
別の言葉で言えば、<小さな幸せのおすそわけ>と、<ふとした笑みがこぼれるユーモア> があるのです。

 
これが今、とても大切なことだと思いました。

 
そんな、ささやかだけど、とっても大切な発見に結びついた、今年のNYIGFでした。

 みなさん、ほんとうに、お世話になりました。

岐阜県NY駐在員の板津さんや、梅田ロフトの小山さんや、多くの日本人の方も足を運んでくださいました。 感謝!

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NYIGF2008だより(1)

0085    今年も美濃手すき和紙「a piece of natural paper」を全米のマーケットで販売するために、ニューヨークインターナショナルギフトフェア(NYIGF)の会場となるコンベンションホールにやってきました。

 NYIGFは、全米からバイヤーが本気で、商材の買い付けや注文のために訪れます。

 今年は8月17日から21日まで開催されました。

 今回はアメリカのディストリビューターとして、新たにSMP(space M)さんに御世話になりました。

 これから準備をして明日からがオープニングという会場入り口の様子です。

 今回、ニューヨーク行きの飛行機の中で、体調を崩して、なかなかつらい旅のはじまりでしたが、会場でspace Mの松浦夫妻の笑顔を見てほっと一息。

0086  朝のRegistration(受付)の様子。昨年と変わってないなぁ。。。まだオープン前なのでなんとなくのんびりしています。

 昨年は、家田社長と一緒でしたが今年は ディレクターとして、私、一人での参加でした。


 

続きは(2)へ。。。

 

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2008年7月24日 (木)

水うちわとトレーサビリティ

 NIKKEI DESIGN につづき NIKKEI MAGAZINE の表紙にも弊社の水うちわのアザミの柄の絵付けの工程を掲載していただきました。日経関係者の皆様ありがとうございます。
 掲載誌面では岐阜でうちわの専門店として1軒だけ残る住井冨次郎商店さんと一緒に掲載していただきました。弊社の水うちわと住井冨次郎商店さんのうちわとの違いを比較していただくのも楽しいかもしれませんね。 

 さまざまなメディアに掲載された後の反響は大きく、HPやブログのカウントもウナギ昇りで、販売先のお客さんにも多くの問い合わせを頂いた様で、売り切れ店舗が続出しました(申し訳ありません!)。

 実際に「水うちわ」をご購入いただいた皆様や、関心もってお問い合わせをいただいた皆様、商品を掲載して頂いた雑誌の関係者の皆様、TV、ラジオ局の報道関係者の皆様、HPやブログを訪問してくださった方々にあらためてここでお礼を申し上げます。

「ありがとうございました。」

 皆様の温かい気持ちで岐阜の「水うちわ」は新しい命を頂いてすくすくと育っています。

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(左ページの左半分が弊社の商品に関して記述された部分です。)

 さて、私もWEBでの水うちわの反響が気になる人なので、よくネットサーフインで関連するサイトを拝見します。そんな中でも、高価な水うちわを購入いただいた方の良い感想が掲載されたブログに出会う事が何より嬉しいと感じます。「ゆう」さんありがとうございました。

 ところで、弊社の水うちわですがかなり高価なために、百貨店での店頭販売や展示会では良く値段の質問を頂きます。「何故この団扇は高いの?」

 この質問の回答として商品のトレーサビリティをお話させていただいています。最近よく食品の偽装問題なので耳にする言葉でもあります。団扇のトレーサビリティて何だ?と変に思われる方もいると思いますが、形のある商品は「何時、誰が、何処で作ったものか」という情報と作られた物の調達先等の情報をお話するのです。

 「水うちわ」の場合に把握する内容は主に下記のようなものがあります。

1)雁皮紙等の原料はどこで採取されたものですか?

2)雁皮紙は何時誰が漉きましたか?

3)うちわに使われる竹の品種は何で、何時何処で採取されましたか?

4)うちわの竹骨は何時、誰が作っていますか?

5)うちわに描かれた絵の具は何ですか?

6)うちわに描かれた、絵は何時、誰が描いていますか?

7)うちわに使うニスの原料の採取地はどこで、何時作られたものですか?

8)うちわのニスは何時誰が塗っていますか?

文末にこの質問の回答を記載しています。

 弊社の一部の取引先にはこれらの情報開示を希望される方もあります。何やら難しい話になってしまいましたが、簡単にイメージして頂くにはスーパー等の食品売り場で見かける。「△△産、無農薬、朝どりトマト、○○さん、私が作ってます」的な事なのです。

 現在販売されている弊社の水うちわの雁皮紙は美濃の手すき和紙の職人のユニット「コルソヤード」の二人が、岡山周辺で採取された雁皮の原料を使い、2007年の秋~2008年の初夏にかけてわくわくファームで漉いた和紙を使っています。水うちわの美しさには彼らのもつ伝統の技が寄与しています。

 ここで少し雁皮紙の価格の話をします。

  例えば、水うちわに使われる手漉きの雁皮紙、1枚の価格も安いものではありません。

  弊社では水うちわ用の極うすの雁皮紙は販売していませんが、同じコルソヤードが作った和紙で、比較的簡単に漉くことのできる楮和紙を販売していますので価格をご参照ください。

  また同じ雁皮紙で水うちわの縁に補強用に貼る厚口の雁皮紙は幸草紙工房のものを使っています、この紙の価格はこちらです。

 どうですか?結構良い値段ですよね。

  ちゃんとした工程を経て作られた手漉きの紙の正直な値段です。勘違いしないでくださいね、弊社は暴利をむさぼっているのではありませんから。

 水うちわ用の雁皮紙を約300~400枚を製作するためには、およそ2週間を費やします。1枚の雁皮紙は美濃判というサイズで漉かれています。美濃判1枚は裏と表の両面に張る1個分の団扇の材料になります。

 しかし、紙漉きは天候にも大きく左右されます。運悪く悪天候が続くと、仕上がり枚数はかなり少なくなります。最悪の場合、漉いた紙を板干しで乾燥するタイミングを失うと、紙が腐敗してしまい、全てがダメになってしまいます。防腐剤などを一切使用していないオーガニックな和紙であるために、乾燥していない状態での腐敗は早いのです。

 この後にも1本の水うちわを完成するまでには,まだまだ沢山の工程が控えています。 

 今の私たちの生活の中には数多くの輸入品があります。工芸品と言われる多くのものも最近では海外で生産されて輸入されたものが多く、純粋に国内で生産されたものを見つけるのも難しくなっています。弊社の1/100ブランドの商品にも1部海外で生産したものもありますが、多くのものは純粋な国内生産を前提に作られています。 

 別に私は海外での生産を否定している訳ではありません。そうではなくて、水うちわを製造、販売することが美濃和紙や団扇や絵付けに関わる手作業の職人達のそれぞれの仕事を生業として位置づけることができる一つの道筋になれば良いなと考えています。もちろん、岐阜の地域資源や観光資源を活性化できる存在になれば、とても有難いことだと思います。

 ローハス(Lifestyles of Health and Sustainability) という言葉の中にある、サスティナビリティ・持続可能性という言葉を実現するには、やはりそれなりにお金がかかるのです。 

 大変に高価な水うちわですが、ご購入いただいた皆様が支払われた代金は、美濃和紙の職人達や、丸亀に残る数少ない国産竹うちわ職人の浅野さんや、弊社の絵付け職人達を支える礎になっています。ご購入のお客様に改めて感謝いたします。

 上段の質問に対する回答(2008年度販売分に関する資料です)

1)採取地(岡山周辺の山中)

2)和紙職人(澤木健司、倉田真) 製造地(美濃市のわくわくファーム) 製造期間(2007年9月~2008年6月)

3)採取地(香川県、丸亀周辺の竹林) 品種(真竹) 伐採期間(2007年11月~2008年2月)

4)団扇職人(浅野貴徳)製造期間(2007年12月~2008年7月)

5)6)・刷り込み、手書きによる絵付け職人(家田忠幸、板垣洋子)、具(顔料、膠)を使用 

 ・シルクスクリーンによる絵付け職人(角野正俊)、具(顔料・定着剤としてアクリル系水性エマルジョン、製造メーカーによる安全データシートあり)

 ・インクジェットプリントによる絵付け(家田宗典)、具(水性顔料・インク製造メーカーによる安全データシートあり)

 上記の制作期間(2007年12月~2008年7月) 絵柄により手法が混在します。

7)原産地 タイランド (ニス製造メーカーによる安全データシートあり)家田紙工の工場内での独自レシピにより天然ニスを調合します。もちろん100%オーガニックです。

8)ニス塗り職人(久世敏康) 製作期間(2007年12月~2008年7月)

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2008年7月22日 (火)

梅田ロフトで販売中〜!

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 先日、大阪梅田ロフトに、美濃手漉き和紙の新シリーズ「a piece of natural paper」を中心とした、1/100ブランドグッスの数々を納品に行ってきました。

  今回は、梅田ロフトでのはじめての家田紙工グッズの企画展示で、しかも場所がロフトの正面玄関口から入ってすぐのとっても目立つ場所!

  夏らしい季節もののコーナーということで、、私と、4月から新しく家田紙工の社員になった小里さんというニューフェイスと共に行ってきました。

 梅田ロフトさんとは、2月のギフトショーではじめて文具担当の小山さんとお会いして意気投合(私が勝手にそう思ってるかな?)し、今回、小山さんが気を利かせてくださって、1階フロアーの担当者の柏木課長さんに話をしてくださり、この夏の企画として実現しましたhappy02

 この美濃透かし手漉き和紙シリーズは、とにかく思い入れがたくさん、たくさんつまった商材です。一昨年の冬から企画をしはじめ、丁寧に作り込んできたもの。
  家田紙工の女性チームでプロジェクトを組み、「ひたすらオーガニックにこだわった」「インテリアにも利用できる」「捨てる所の無い」「ここにしかない」「おしゃれな」「布のように使える」和紙グッズを作る事。。。

 たくさんの紆余曲折を経て出来上がり、以前もこのブログで書きましたが、昨年のニューヨークギフトフェアで世界デビュー(?)し、そののち、2月の東京ギフトショーで国内初デビューを果たしました。
 でも、本当はその前に、RARI YOSHIO  さんの東京の個展などでの発表が先だったのですが、ここでも有り難い事に大好評で、、でも、大阪は初デビュー。。。そのほかのさまざまな和紙グッズとともにお目見えですが、果たして、大阪のお客様に受け入れていただけるかどうか(大阪の皆さん!ぜひ、よろしくお願いします〜)

 展示替えは、夜6時頃から(まだ、お店が開いている中)はじまり、私たちは8時すぎまでお手伝いして一路、岐阜に戻りました。

 そのあとは、担当の柏木課長さんが、しっかり仕上げてくださいましたhappy01
 みなさん、大阪にお立寄の際は、ぜひ、梅田ロフトに足を運んでください。8月中旬頃まで展示販売しています〜。ちなみに、今、話題の弊社オリジナル「水うちわ」のサンプル展示も行っています。ぜひ、その透明な美しさをご覧下さい!!

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2008年7月15日 (火)

水うちわ on NHK

7月8日にNHK岐阜で放映していただいた水うちわの撮影に立会いました。

今回の取材は美濃市の所有であるワクワク・ファームで撮影が行われました。

この施設は手すき和紙職人の作業場の充実を一つの目的として建設されたものです。

職人として独立して間もない彼ら(彼女達)は資金的にも乏しく、和紙を漉く場所の確保も簡単ではありません。そのために公的な施設を建設して、有料で職人達の働く場所を提供しているのがワクワクファームなのです。楮の原料を煮る大きな釜や、原料の貯蔵庫、楮などの原料を水に晒す大きな水槽、もちろん和紙を漉く舟など、手すき和紙を作るための道具はほとんど完備されています。まだ新しい施設でもあり快適な作業空間として多くの職人が利用しています。この場所に行けば雁皮紙を漉くコルソヤードの澤木君や倉田君、その外のネットワーク21のメンバーにも会うことができるかもしれません。

 ところで、紙を漉く場所なのにどうして「ワクワク・ファーム」とい名前がついたのか?と不思議に思っていましたら、建物の隣接した広場には貸し出し用の畑も設備されているのでした。美濃和紙の里会館の隣でもあり、大きな芝生の広場も持つ、とても快適な空間なのです。

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 お天気の良い日には天日干しをする和紙の風景なども見られ、なかなか穴場的な場所でもあります。(上の画像は撮影準備をするNHKのクルーとワクワクファームに隣接する芝生の広場)

続きを読む "水うちわ on NHK"

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2007年10月23日 (火)

アストロ・アジェンダカレンダー&ダイアリー2008発売裏話

 みなさん、こんにちわ〜。

 前のブログでもご紹介しました、家田紙工内にある「アストロ・アジェンダ・ジャパンセクション」では、真弓香先生監修のアストロ・アジェンダ・カレンダーの販売と、アストロ・アジェンダ・ダイアリーの企画制作、販売を行っています。

そのいきさつは、前のブログにも少々書かれていますが、もう少し詳しい事を。

 家田紙工の1/100ブランドのディレクターの私、古田は、もともと、スピリチュアルなものも大好きで、エコロジカルでサステナブルな暮らしの為には、まずは、人が「謙虚」になること、そして有機的なものの考え方、行動ができることが大切だと信じています。
 
 人が謙虚でいるためには、自分という存在が、宇宙や自然の中でのとても「小さな存在」であり、常に、自然や他者に「生かされている」ことを実感すること。

 人間は、他者をコントロールすることなんか、絶対出来ないし、強要もできない。まして「自然の力」は、常に寄り添い、お借りしているだけであって、自然を征服しようなんて、とんでもない。
 私にとって「美濃手漉き和紙」への取り組みは、まさに人が謙虚でいないと美しい和紙は出来ないし、自然とともにある暮らしに寄り添わないと、という意味に於いての必然なのです。

 同様に、月や太陽や宇宙のリズム、自然のめぐりとともに暮らす人へのちょっとした指針を示してくれるムーンカレンダーの「アストロ・アジェンダ・カレンダー&ダイアリー」を扱う事は、とても自然なことでした。

 そんなわけで、2002年から、私ともうひとりの仲間であるジャパンセクションのスタッフ、イスマイルさんとともに、まずは真弓香さんがアメリカと日本で発売を始めていたカレンダーの販売を始めました。

 ゼロからのスタート。

 イスマイルさんとともに、たった1アイテムのカレンダーを東急ハンズに売り込んだり、書店にお願いしたり、真弓 香先生の来日中にはプレス資料を作成して東京の出版社へと足が棒になるほど回ったり、香先生の協力のもと、アストロアジェンダを紹介するワークショップを企画したり、、本当にいろいろなことを行いました。

 でも、まったく苦労に思わなかったんですね。だって、このカレンダーを販売することは、和紙のプロジェクト同様、意味と意義のあることだと信じていたから。

 数年後、紆余曲折を経て、家田紙工の家田社長にお話をし、正式にジャパンセクションを家田紙工内においていただけることにななりました。
 
 同時に、自分がどうしてもほしかった「ダイアリー(手帳)」ヴァージョンの作成を、イスマイルさん、香先生とはじめました。企画、構成、編集を私が行い、デザインをイスマイルさん、原稿を香先生と、私で書いて、手帳の作成に入りました。
 苦労なんて、、、と言いたいところですが、やはり最初の制作には膨大な時間と手間がかかりました。全員が、儲けは度外視。

 毎年、いろいろな方々の意見を伺いながら、少しづつ、改訂&改良しているダイアリー。

 なんと言っても、香先生からいただいた貴重かつ膨大なデータ入稿と、デザイン、そして校正作業を、私とイスマイルさん二人だけで約半年、もんもんとやりとりをしながら費やす日々は、なかなかハードなものはありますが、出来上がった時の喜びはこの上ないものです。

 ダイアリーは、中身が良くない事には勝負になりません。
 その中身を作っている私たちは、年々、緩やかにではありますが、ダイアリーへの注文も増えてきていることが一番の励ましです。

 もちろん、ダイアリーカバーもこだわって作っていますよ。
 こちらの制作には、家田紙工抜きでは語れませんが、自然派主義の私は、できるだけ人工的な物や、石油系製品はさけたいとの願いで、長く愛用していただくための皮製品と、リネン製品に絞りました。前のブログにもあるように、最初は和紙で制作し、とても良かったのですが、いくら強い和紙であっても一年間、毎日使用すれば摩耗する、、とのことで、泣く泣く断念しました。

 ということで、アストロ・アジェンダ・カレンダー&ダイアリーは、そんな少数の、でも深い想いと愛情に支えられているのでした。。。。

  そして。。。今年は、アストロ・アジェンダのブログを別途立ち上げました!! 
  なかなか普段はお伝えできないアストロ・アジェンダの使用&活用法や、香先生からのメッセージなど話題満載、楽しいブログになると思いますので、ぜひ、みなさん、ご覧ください。

 もちろん、2008年版、アストロ・アジェンダ・カレンダー&ダイアリーもよろしくお願いします〜。
 購入はこちらから、どうぞ!

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2007年8月16日 (木)

NYギフトショーに参加しました!

020 こんにちわ~。

今、和紙の仕事でニューヨークに来ています。

何をするために来ているのかと言うと、家田紙工が、ニューヨークインターナショナルギフトフェアという、ギフト商品の見本市に出展者として参加しているからです。

このショーには、全米やカナダなどからギフト商品関係のバイヤーが集合します。

会場となっている広~いコンベンションセンターは、連日、人、人、人。。

今回、家田紙工では、新しいタイプのオーガニック和紙「a piece of paper」シリーズを全米に向け、発表したのですが、これが、、、とてもとても好評です。(嬉しい!!)

すべてナチュラル、すべてオーガニック、すべてハンドメイドの美しい手漉き和紙。

私達のブースはとにかく必死で白色にこだわり
極力シンプルに、、と頑張りました。

そして、、聞いてください!

ハリウッドでセレヴ向けのウェディングのコーディネイトを
している会社のバイヤーが、注文をくれましたよ!!

その他、あの「スミソニアンミュージアム」のバイヤーも購入してくれました。

私達が作った商品がスミソニアンに置かれるなんて、、、考えるだけでわくわくしますね。

ショーには、いろいろなバイヤーがいて
お金に糸目を付けない人、
そんなに裕福ではないけど、頑張って和紙を買いたいという
愛情あふれた気持ちの人など、
いろいろですが、みな、一様に私達のブースに来ると
心がほっとしてしかもアーティスティックで、
素晴らしいと口々に言ってくれます。
もちろんこれは、和紙の素晴らしさもあるのですが
「一枚の和紙から生まれるまったく無駄の無いサステナブルデザイン」という企画が評価されたのだと実感しています。

一番最初に購入を決めてくれたお客様と話していたときは、
ほんとうに
涙が出そうになりました。

和紙はもともと、高いものですから、ばんばん売れるものではないのですが、今回、こうしてそれなりに注文も受けましたし、何より、ブースに来てくださる沢山の人々の和紙を見る温かなまなざしと、驚きの表情、そして「ビューティフル!」という言葉に連日の疲れが癒されます。

(何人かの人から、全部のブースの中で最も美しいブースだと言われました)
しかし、しかし、、なかなかハードな日々ではあります。。。(お昼過ぎ、三時ごろになるとひたすら眠くなる、、、)

今回の新商品のプロジェクトに関わってくれた家田紙工のスタッフ、デザイナーのRari Yoshioさん、そして紙漉き職人の保木君、、みんなのお陰でここまで来ましたよ~。

今後ともよろしく~。

これらの商品は、9月の東京ギフトショーで、日本のみなさんにはご覧になって頂ける予定です~。

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2007年7月16日 (月)

水うちわが、“一点こだわり主義”に掲載されました!

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仕事よさらば。 日常からTAKE OFF! 【5.1AIR】


先日、 【5.1AIR】というWEBサイト内にある5.1AIR MAGAZINEの記事にということで、「水うちわ」についていろいろ取材していただきました。

このサイトを運営している(株)エストゥエスという会社は元は音楽レーベルですが、音楽を通して伝えてきたものを、聴覚のみならず“5感”すべてが、ちょっと喜ぶような何かを伝えていきたいという願いで“5.1air”という WEBサイトを立ち上げたのだそうです。

ちなみに、「水うちわ」の記事が掲載されている“一点こだわり主義”は、五感でいうところの「触感」を伝えるカテゴリーに属しているそうです。

なかなか素敵な記事に仕上がっています。
みなさん、ぜひ読んでみてください。
水うちわの涼しい風に触れたような感触を味わいつつ、手漉き和紙職人、うちわ貼り職人はもちろん、普段なかなか聞けない絵付け職人や、ニス塗り職人などへの取材も含まれた、読み応えのあるものになっています。


取材は、東京の私の仕事場の近くにあるカフェで、エストゥエスのKさん、ライターのTさんと私の三人で行いましたが、Kさんも、Tさんも、とっても元気で、チャーミングな女性でした。

私よりず〜っと若い彼女たちといろいろ話していると、取材を受けている私が元気を沢山いただくことができました。
和紙についてや、水うちわや日本文化について…、そして何より、ひとりの女性として常に前向きに生きて行くということについて、いろいろな感情を自然に分かち合うことができたのも、取材の入り口が「水うちわ」という、ナチュラルでオーガニックなモノだったからかもしれません。

モノから生まれるさまざまな物語…。
向きあう人同士が、本気で心を開き、ナチュラルに何かを伝え合いたいと願う時、きっとそこには小さな天使が沢山沢山舞い降りてきて、いろんな物語を降り下ろしてくれるのかもしれません。


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2007年7月11日 (水)

水うちわのキーワードが!

みなさん、こんにちわ〜。

 梅雨の鬱陶しい日々が続く中、家田紙工での水うちわの制作作業は、粛々と進められて来ました。
というのも、家田紙工の水うちわの最終工程である「ニス塗り」と、「天日乾燥(お日様の下での乾燥)」という作業は、天候にとっても左右されるからです。

 家田紙工のニスは天然ニスです。天然であるということは、「生きている〜!」みたいなもので、湿度や、温度にとても左右されます。水うちわの透明感の仕上げに使用する天然ニスは、透明感を出すためと、長くお客様に使用していただけるよう雁皮紙を保護する役目も担っています。

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(←写真は、6月中旬に中日新聞さんが「水うちわ」のニス塗り工程を取材してくださった時のもの。弊社工場内にて。星野大輔氏撮影)


 家田紙工の工場には、もちろん(?)エアコンも入っていますが、やはり微妙な天候の変化、特に梅雨のシーズンは微妙な湿度変化が、天然ニスの原料に影響を与えるため(だからこそ、の天然です!)、当然、職人さんはニスの調合具合と、塗り具合に最も気を遣うのです。
(ちなみに、、、私は、「具合」という日本語、好きなんです〜。「具合」とか「塩梅(案配・按排など)」とかって良い言葉だと思いませんか?)

 そしてもちろん、「天日乾燥」は、天気の良い日にお日様の力で自然に乾燥させることで、より和紙の強さ、美しさ(透明感)を引き出します。

 ということで毎日、職人さんは、明日の天気はどうかな〜と、空を見上げながら、仕事をしている次第です。こういう姿は、暮らしが電気やコンピュータ−で制御されている現代社会では、なかなか見られなくなってきたことですよね。仕事や生き様が自然とともにある暮らし、、、すべては無理だけど、やっぱり大切だと思うのです。

 ところで、、、
「水うちわ」のキーワードがgooの月間ランキングで5位を達成しました。

 家田紙工のものづくりは、今までどちらかというと、「和紙」そのものが体現している、ひそかで、地道な感じだったので、こういうことに自分たちの商品が一役買っているという現状に、実は戸惑いつつも、、、でも、みなさんが関心を持っていただけるというのは、やっぱり「手作り」の、「お天道様を気にするような」「自然とともにある暮らし」に関心を持っている人が増えたということでもあると思うのです。

 最近の異常気象に対し、結構本気で、「地球環境って大丈夫なの?」と心配してしまう私は、本物の、天然素材である「水うちわ」や「和紙グッズ」を通して、たとえほんの小さな一歩であっても、「環境に付加をかけないナチュラルなライフスタイル」に、近づくことが出来ればと願っています。

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2006年7月27日 (木)

1日だけの和紙行灯の展示会

 7月30日、後楽荘で開催される「Arico 月待ちピアノライヴ 流火月〜ときあかりの章」にちなみ、弊社の商品を後楽荘内にしつらえます。
 「ときあかり」のイメージで作成された羽良多平吉さんの手漉き和紙行灯をはじめ、さまざまなごだわりの商品が、後楽荘の素敵な室内に展示されます。いわば、1日だけの展示会といったところでしょうか。
 見学は無料ですから、ぜひ、みなさん、後楽荘まで足をお運びくださいませ。由緒あるお庭やお茶室なども必見です。
+++++++
Arico 月待ちピアノ・ライヴ
第五回 流火月〜ときあかりの章 at 後楽荘  
●日時:7/30(日)
●会場:後楽荘
※駐車場はございませんので、公共機関をご利用下さい。
 後楽荘を味わう特別な一夜。流火月(七月)は、ときあかりをテーマとしたしつらえと 、 後楽荘特製、七月のお料理、Aricoの新作アルバム「ときあかり」を中心としたスペシャルプログラムで皆様をお待ちしています。
★ Aricoの新作アルバム「ときあかり」(サイン付)の販売や、家田紙工特製、美濃手漉き和紙の灯りなどの販売
も行います!
<プログラム>
●受 付:昼の部 午後3時〜、夜の部 午後6時〜
●ライヴ:昼の部 午後3時半〜午後4時半 燈くらにて
    夜の部 午後6時半〜午後7時半 燈くらにて
●定 員:各40名
●お食事:午後8時〜午後9時半  後楽荘特製 流火月の夕餉〜ときあかり御膳    
   ※お食事は後楽荘内、各指定のお部屋にて
●余 談:午後9時半〜夜半  バータイム 燈くらにて      
      ※夜半から自由に参加いただけるバータイムです。
 お時間が許される方は「燈くら」にておくつろぎください 。
      小さな出会いのご縁を紡いでいただければと思います。
<会費>
●昼の部:ライヴのみ:4,000円(消費税込み、予約制)
●夜の部:食事付き:10,000円(ピアノライヴ、食事、ワンドリンク、消費税込み、予約制)
●余 談:3,000円(おつまみ、フリードリンク、消費税込)
●主 催:後楽荘
●プロデュース:古田菜穂子
●協 力:家田紙工、キューブクリエイション
●デザイン:小寺克彦

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2006年7月22日 (土)

大阪に登場したフラジャイルな手漉き和紙あかり

7月12日(水)〜30日(日)の間、大阪にある「itohen(いとへん)」というブックカフェで、数年前より家田紙工の1/100brand で和紙あかりをデザインしていただいている羽良多平吉さんの個展「未来のイヴ」が開催されています。今回は、和紙あかりの新作なども展示されたため、オープニングに合わせて商品の搬入に大阪まで社長と一緒に行ってきました。
 詳しいことは、古田菜穂子のもうひとつのブログに書かれているので、そちらを読んでいただければと思います。http://nf-diary.cocolog-nifty.com/
 羽良多さんの新しい和紙あかりには、「未来のイヴ」のロゴが手漉きの透かし模様で入っており、さらに今回は、その上に雲母(きら)を使用した刷り込み模様も重ねられ、“白いずる白”のイメージがよりスタイリッシュに出来上がっています。
 このまま商品にしたい程なのですが、みなさんはいかがでしょうか?
 家田紙工では、伝統的な手法と現代のコンピュタ−技術などを組み合わせ、アートとテクノ、過去と現在などとのコラボレーションでの、丁寧なものづくりを目指しています。いろいろなチャレンジの中で、今まで出会えなかった手法と手法を組み合わせ、はっとするような、美しくて、チャーミングなものづくり、自分が本当に欲しい!、使いたい!と思えるものづくりに徹底的にこだわっていきたいと思っています。
 な〜んてのは、商品ディレクターの私の考えではありますが、みなさんも、賛同していただけるようでしたら、そんなものを見つけたら、ぜひ、購入し(!)家庭で使ってみてください。そしてその良さをどんどん広めていっていただければと思います〜。f
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(写真提供:itohen)

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